2012年02月02日

今週フランクフルトに来ています

今週はドイツのフランクフルトに出張中です。間もなく新たなオープンソースのソフトを日本で展開しますので、そのための準備や打ち合わせなど。新サービスは近日プレスリリースを行います。

ドイツはEUの金融危機の中でも唯一健全な経済を保持しているため、最近は特に他のEUから職を求めて移住する人が増えているそうです。どんな優秀なソフトウェアエンジニアも、需要がなければ自分のスキルを活かせません。EU全体としては不景気ですが、こうした状況でドイツはさらに産業の底力が強化され、数年後はさらに国家間の格差がでるような気がします。

2011年12月28日

10年後のビジョンの実現に向けて

2011年ももう終わろうとしています。昨年にも増して加速を付けられた年でした。オープンソースBI「Pentaho」の導入のペースはおかげさまで今年も加速度的に増え、KSKはPentaho社の日本におけるストラテジックパートナーとなりました。昨年から始めたオープンソースDWH「Infobright」も少しずつ導入を重ねて、軌道に乗ってきました。今年からはオープンソースデータマイニング「Rapid-I」のパートナーとなり、来年に向けてさまざまなお引き合いをいただいています。

この厳しい情勢の中でも、成長分野でビジネスをさせていただけること、また名だたる大手企業との競争の中でもお客様やパートナー様が弊社を選んでいただけること、お声掛けいただけることに、本当に心から感謝いたします。ご期待を裏切らないよう、今以上に高い価値を提供できるよう、来年も社員一同なお一層努力していきたいと思います。

今月は、全社員を集めて全体会議&社員旅行をしました。その中で、10年計画(KSK3.0)について発表しました。

10年後の2022年、"私たちはアナリティクスの分野で最優良会社(Most Excellent Company)になる"こと、を確認しました。

何をもって最優良会社というのか?基準軸は経営理念である
"お客様に感動を"、
"社員に成長を"、
"コミュニティに貢献を"
これらの質×量。 この総量において、誰にも負けない企業になること。

そのためにはより多くのお客様により質の高いサービスを提供し、より多くの社員の成長の場を提供し、より多様なオープンソースコミュニティ、地域コミュニティに積極的に関与する必要があります。

そして、マイルストーンである5年後(KSK2.0)に向けて具体的な目標を設定しました。
2012年は、その第一歩。非常に重要な年です。わくわくするのと同時に気も引き締まります。
来年早々には、また非常にユニークなオープンソースを日本で展開する予定ですので、ぜひご期待ください。

皆さま、2012年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


2011年12月06日

「ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム」を読みました

「ゲームストーミング ― 会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム」を読みました。この本では、ビジネスの諸問題を解決するためのゲームの利用の仕方と具体的なゲーム例87のサンプルが紹介されています。

日本の会議(弊社もそうですが)は、国民性もあり得てして報告型になりやすく、創造的なものになりづらいものです。ゲームの要素を取り入れることで、発想や参加態度、意識が変えられると思います。本書では、さまざまなゲームが紹介されており、シチュエーションによって様々な活用の仕方があると思います。

プロジェクトをリードされる方や少人数のチームをマネジメントされる方には、知っておいて損はないと思います。今週末は、全社会議を行う予定です。会議がさらに活性化するように一つ試してみたいと思っています。

2011年11月07日

PentahoアジャイルBIを翻訳しました

「PentahoアジャイルBI 速く、柔軟で、効果の高いBIプロジェクト手法」を翻訳しました。原文は、PentahoのChief Geekであるジェームス・ディクソンが執筆したものです。こちらからダウンロードいただけます。BIに関わるすべての方に参考になると思います。

以下、サマリーより抜粋:
アジャイルBIは、経済性と実効性を劇的に改善することで、従来のBIプロジェクトの概念を変えるものです。「リソースが調達できたら、来期から始められるかもしれない」という代わりに、こう言います。「今日の午後から始めよう」と。

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2011年10月26日

BI(ビジネスインテリジェンス)では現場にヒアリングするな

データ分析、データ活用について日々多くのお客様とお会いする中で、うまく活用されているお客様とそうでないお客様がいます。個別には様々な原因がありますが、最近一つのルールを発見しました。それは「現場にヒアリングすると失敗する」というものです。少し極端な表現になってしまいましたが、申し上げたいことは「ボトムアップ」だけでは成功するBIシステムは構築できないということなのです。

●失敗企業に良くある間違い
【1.現場のメンバーと開発チームだけで要件定義を行ってしまう】
業務システムであれば良いのですが、戦略的な情報システムであるBIにおいてこれはNGです。現場は常に「今」の「問題解決」を見ています。よって「どのような分析をしたいですか?」と聞いても明確な答えは得られませんし、得られたとしても個別最適に陥りがちです。個別最適はすぐに陳腐化してしまいます。

【2.ディスカッションが少なく、開発やドキュメントに多くの時間をかける】
特に、既存のBIシステムのリプレース時に、レポートの見た目だけを変えて使い方やコンテンツはそのままということがあります。最新のテクノロジーを利用して、どのように経営戦略を実現できるのか、その議論がないままに導入しても高い投資対効果は得られません。

【3.大きな目標達成よりも、小さな体裁にこだわる】
レポートの詳細(罫線、色)や特殊仕様にこだわることで相当な時間を浪費するプロジェクトがあります。必要以上のカスタマイズは開発工数や運用工数を高いものにします。

●成功企業が使うテクニック "Think Big, Start Small"
【1.経営陣、先進企業からの転職組、外部コンサルタント、顧客などの意見を取り入れる】
成功企業は、現場だけでなくステークホルダーの意見を取り入れて要件定義を行います。経営者はより長期を見ています。業界内の先進企業からの転職者は新たな分析手法を知っているかもしれません。コンサルタントは、技術と経営の両面から新たな気づきを与えてくれるかもしれません。貪欲に外部の意見を収集することです。

【2.ディスカッションを多く、開発はアジャイルで素早く】
成功企業は、議論を十分にとります。常に高い視点(経営戦略)から個別のソリューションに落とし込んでいきます。そのため一旦Fixするとぶれがありません。導入目的が明確になると、アジャイル手法により素早くプロトタイプを作成することができます。

【3.導入したら終わりではない、常に進化させる】
成功企業は、常にPDCAを回しています。経営環境は5年も経てば激変します。環境が変われば分析ニーズも変わります。大きなスキームやプラットフォームは変えることなく、個別の分析ソリューションは柔軟に変えていくことが必要です。

成功のためには、BIツール選定に時間をかけるより、その導入目的の議論にぜひ時間をかけてください。私の経験で良ければお手伝いしたいと思いますのでお困りの際には、お声掛けください。

2011年09月30日

Pentahoプラチナリセラーに昇格

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KSKソリューションズは、おかげさまで今月よりPentaho社のプラチナリセラーに昇格いたしました。アジア地域においては唯一のプラチナリセラーとなります。これも日頃ご愛顧いただいている日本のお客様のおかげです。改めてお礼申し上げます。

Pentaho社自体も3年連続でBossie(ベストオブオープンソース)を受賞するなど、まだまだ勢いよく成長中です。2012年にかけて5倍に成長するだろうというGartnerの予想を上回る勢いです。

さらにBI、DWH、データマイニング市場を見ると、「ビッグデータ」の高まりを背景に市場自体が大きく活性化しつつあります。

弊社としても、今後さらに有益なオープンソースの分析サービス、ソリューションをご提供できるよう社員一同努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

2011年09月24日

Rapid-I社訪問

ドイツ、ドルトムントのRapid-I社を訪問しました。Rapid-Iは、オープンソースのデータマイニングツール「RapidMiner」を提供する企業です。詳細は以前のポストをご覧ください。

オフィスは、ドルトムント大学のすぐ近くにあり、経験豊かな社員とコンピュータサイエンスなどを専攻している大学院生とのMixチームで、社内に活気があります。Rapid-I社は、まだ設立5年のベンチャー企業ですが、一昨年にRapidMiner5がブレークし、最近は非常に忙しいとのことです。

CEOのIngo氏は、かなり流暢に日本語を話します。(以前、日本語を勉強おり、東京から大阪まで自転車で旅行したこともあるとのこと)。ローカライズ中の日本語版RapidMinerにも少し興奮気味でした。

滞在中は、RapidMiner、RapidAnalyticsのテクノロジーやロードマップ、Rapid-I社のマーケティングの現状や課題、日本でどのように展開していくかなど、有益な情報交換ができました。普段のSkypeだけでは伝わらないところも、直接会って話すことで信頼感がでますね。

弊社でもさらにデータマイニング&ビジネスアナリティクスのビジネスを加速していきたいと思います。

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2011年08月29日

人材募集!オープンソースBI/DWH/データマイニングに興味のある方

このところ、おかげさまでPentahoやInfobright関連のお問合せやご導入が増えており、うれしい悲鳴となっております。ついては、東京エリアにおいて、特にプリセールス、コンサルタント、(データアナリスト)職を募集しております。

・オープンソースのBIやデータマイニングに興味のある方
・知的好奇心やバイタリティが旺盛な方
・成長中のベンチャー企業で働いてみたい方
・グローバルに仕事をしたい方

2つ以上当てはまれば、ぜひご応募ください。

ご希望の方は、以下よりご連絡をお願い致します。
http://www.ksk-sol.jp/recruit/index.html

9/13(火) OSSコンソーシアムさん主催の合同就職相談会にも出展する予定ですので、ご興味ある方はぜひご来場ください。
http://www.osscons.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=43

2011年08月11日

システム屋の発想、コンサル屋の発想

「目の前にある業務を合理化したい」、「事務にこういう問題があるので解決したい」、こうした課題をぶつけられて、その解決策を提示するのは、”システム屋”の仕事です。「ソリューション」ともいわれます。
ただBI(ビジネスインテリジェンス)のプロジェクトにおいては、”コンサル屋”の発想も必要になります。なぜなら、お客様の課題自体が明確でないことが多いからです。

「そもそも、なぜその問題を解決したいのですか?」「そもそも、なぜそのような情報が必要なのですか?」と問いかけて、お客様の真のニーズを引き出すことで、お客様自身も気づかれることがあります。(ビジネスコーチングに近いかもしれません。)

BI(ビジネスインテリジェンス)は、ご存じのようにビジネスの意思決定に必要な情報を「速く」、「網羅的に」、「分かりやすく」伝えるためのツールです。業務システムのようにルーチンワークを行うシステムとは目的が異なります。そのため、要件を定義しづらいシステムであり、また要件が刻々と変わっていくシステムでもあります。

このようなBIプロジェクトにおいて、業務システム構築のように要件定義や設計をきっちりして、ウォーターフォール型で開発すると、まず失敗します。またはプロジェクト期間が必要以上に長引いてしまいます。アジャイル(プロトタイピング)開発でまず小さく始めて、徐々に大きく育てることが、BIシステム導入の成功の早道といえます。

BIツールの機能や価格につい目を奪われがちですが、「そもそもBIによって何を実現するのか」を明確にしていただくと、よりツールやベンダーの選定が効果的に行えるように思います。


2011年06月18日

なぜBIツールを買うのですか?Pentahoを選ぶ2つの理由

【1.課題解決のために】
企業(お客様)はなぜBIツールを買うのでしょうか?端的にいうと課題解決のためです。課題とは、目標と現状のギャップです。目標が明確であればあるほど、課題は明確になります。特に初めてBIを導入を検討する際には、この課題を明確にすることが重要です。
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【2.BIツールは車とおなじ】
BIツールとは、例えるなら車です。上記のA地点からB地点までの進むことを支援してくれます。しかし、運転するのはあくまでお客様。車(BIツール)を買っただけでは、目標達成はできません。どのように乗りこなすかはお客様次第といえます。

ただ、ビジネスという長距離、悪路のドライブにとっては、車選びも非常に大切な要素です。

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お金を使うのが好きな人は高級な外資系のブランド車を選択されるでしょう。ただ、本当にその目的達成のために、ゴージャスな何千万円の車が必要なのでしょうか?今までBIツールは価格の高いブランド車しか選択肢がありませんでしたが、現在は状況が変わってきています。

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またある人はコストの観点から軽自動車を選択されるかもしれません。近年、国産の安いBIツールが出てきましたが、エンタープライズBIとしての機能不足は否めません。目標に合わせて購入しないと「安物買いの銭失い」になってしまいます。

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長く困難な旅路において、ある程度の馬力や性能は必要だという人は性能とコストのバランスのとれたエコカーを選択されるかもしれません。

Pentahoは、性能がしっかりしていて、かつ価格がリーズナブルなエコカーのようなBIツールです。高いブランド車はいらない、でもきっちりした性能がほしいという企業に最適なツールだと思います。

【3.車の買い方 現金買取orレンタカー】
一方、車を調達する方法にはいろんな方法があります。キャッシュ、レンタカー、最近ではカーシェア。車ではいろんな方法があるのに、BIツールでは今まで買取しかありませんでした。これはおかしいと思いませんか?

車を所有することがお客様の目的なら、それでもいいのです。

ただ、「なぜBIツールを買うのですか?」 

お客様が求めるのはBIツールを所有することではなく、BIツールを使って得られる課題解決という便益のはずです。それであれば、レンタカーように必要な時に必要なだけ乗れる車であった方が、はるかに顧客フレンドリーです。お客様は、車を買い取る必要がないので、たとえ、途中で目標が変わったとしても、決まった車を乗り続ける必要はありません。

Pentahoエンタープライズ版は年間サブスクリプションという技術サポート付きの年間使用権を提供します。固定資産として大きな初期コストを計上する必要がないため、導入後の環境変化のリスクを大きく減らすことができます。

(追記)
Pentahoコミュニティ版(オープンソース)は無償です。これは、車でいうとエンジンを無償で提供するものです。よって、この車の構造に詳しいエンジニアが社内にいれば乗りこなすことも可能です。ただある程度、企業として本格的に使用するためには内装・外装がきちんとパッケージングされて、保証も受けられるエンタープライズ版をお勧めします。

2011年06月06日

1000 English Speakersでデータマイニングをスピーチ

知り合いの経営者が主催する大阪の起業家の勉強会に参加しました。『1000 English Speakers』とは、TechWaveさんからはじまったイベントで、「英語で世界に発信していく人を増やしたい」、「1000人が英語でプレゼンする機会を持てたら、日本の英語コミュニケーション力が上がるはずだ」という思いからスタートされたものです。

ほとんどがデータマイニングを知らない聴衆の方に、データマイニングをどのように説明したら良いか?結構チャレンジングでしたが、楽しかったです。Ustreamにも流されていました。


2011年04月19日

「ビューティフルデータ」を読みました

オライリーから出ているビューティフルシリーズですが、この本では特に「データ」に絞って約20のエッセイが集められています。ソーシャルネット上のログデータ分析、クラウドストレージの設計等は言うに及ばす、火星探査機や、Radioheadのプロモーションビデオの3Dの映像作成、DNA-ヒトゲノム、行政、住宅市場、自然言語など、多岐にわたります。

普段はビジネス系のデータしか触れる機会がないため、DNAのデータ分析事例などは新鮮で面白いです。いきなり専門書を洋書で買うとなると敷居が高いですが、この本ではそれぞれの先進的なデータ分析のエッセンスが楽しめます。1つのテーマは10P~20P程度なので、普段出会わないいろんな事例に触れてみるのもよいのではないでしょうか?


2011年04月04日

RapidMinerの販売を開始しました!

KSKソリューションズでは、この度ドイツRapid-I社とパートナー契約を締結し、日本国内に向けてオープンソースのデータマイニング「RapidMiner」とビジネスアナリティクス「RapidAnalytics」のサービス販売を開始いたしました。詳細はこちらをご覧ください。

【Rapid-I社について】
Rapid-Iはドイツのドルトムンドに本社のある企業です。2001年からYaleプロジェクトとして開発が始まり、2007年にRapid-Iとして法人化しました。メイン製品であるRapidMiner(ラピッドマイナー)は素晴らしいスピードで開発が進んでいます。現在バージョン5までリリースされており、海外では商用版を凌ぐ人気が出ています。
2010年には、ビジネスアナリティクス用サーバーソフトRapidAnalytics(ラピッドアナリティクス)が出ました。これにより、複数人でのモデル構築や分析結果の共有が可能となっています。

これまで、Rapid-I社はEUを中心にビジネスを行ってきましたが、今後アジア・米国にも積極的に進出する予定です。KSKソリューションズでは、Pentaho/Infobrightで培ったOSSやBI/DWHのノウハウを生かし、Rapid-Iとともにこの素晴らしいソフトウェアを有効に使ってもらえるサービスを提供していきたいと思います。

【RapidMiner、人気を集める5つの理由】

私自身、RapidMinerを使ってみるまで、なぜこれほど急速に人気が出ているのか分かりませんでした。製品を調べたり、Rapid-I社の人間と話しをする中で、その秘密が見えてきました。以下、あまりこなれた表現ではありませんが、率直な意見です。

1.ビジュアルがきれいで、ぐりぐりと動くUI
第一印象は「日本人受けしそうなUI」でした。ドラッグ&ドロップでのデザイン、グラフなどのビジュアル面などは分かりやすく非常によくできています。
クイックツアービデオ(日本語字幕)
ビジュアリゼーション(英語:近日日本語字幕付けます)

2・敵をも飲み込む?柔軟なデータ取り込み
データベース、CSV等のデータはもちろんのこと、SPSSファイル(*.sav)などもそのままインポートできます。またデータマイニングに必要なETL機能が一通りそろっており、RapidMinerだけでデータ収集-クレンジング-分析-検証とデータマイニングに必要な処理が完結できます。

3.拡張機能が豊富、プラグインも作成可能
豊富な拡張機能は間違いなくRapidMinerの強みです。拡張機能の一覧はこちら。またこれらはプラグイン形式のため、独自にプラグインを作成することも可能です。

4.なんといってもオープンソース
前述のような柔軟な取り組みができるのもソースが公開されているためです。もちろんコミュニティ版は無料で使用することができます。企業ユースでは、製品保証やテクニカルサポートが充実した有償のエンタープライズ版を使用することができます。

5.ユーザーフレンドリーな説明やメッセージ

取り込んだデータのプレビューや実行前のアラート表示など、ユーザーに親切な作りになっており、上級者はもちろん初心者にも取り組みやすいツールといえます。

【RapidMinerの日本語ローカライズ】

Rapid-Iは、最近までドイツを中心にビジネスを行ってきました。そのため、実はRapidMinerは、ローカライズを意識した作りになっていませんでした。Ver5.1になり、主要な部分がプロパティファイル化されてローカライズ可能になりました。初夏に出る予定のVer5.2では完全にローカライズに対応します。私たちもこれに合わせて本格的に日本語版としてリリースする予定です。

5月10日に品川でセミナーを行いますので、よろしければご参加ください。


2011年02月28日

大量(ビッグ)データへの動き

先週は、東京でHadoopカンファレンス2011が開催され、弊社のメンバーも参加しました。

魅力的なアジェンダだったので、私も参加したかったのですが、都合がつかず断念。参加者の中でメモを公開されている方がおり、概要の理解に役立ちました。

Hadoopは、雑誌などでも特集が組まれるようになり、BIやデータウェアハウス以外にもますます活用が進んでいきそうです。Hadoop関連の他のOSSプロジェクト(Hbase, Hive, フェイスブックのCassandra, ミクシーのTokyo Cabinet, 楽天Roma, MongoDBやCouchDB Asakusaプロジェクトetc)も非常に面白そうです。

また、昨年から引き続き、今年はさらにBI用途のカラムストア型のDBが注目を集めるようになり、これに伴う合併や買収も活発になってきています。昨年はSAPがSybaseを買収しました。今月は、ついにHPがVerticaを買収しました。弊社が取り扱うのInfobrightもこれについてCEOがメッセージを書いています。Verticaはどちらかというと大規模、Infobrightは小規模(といってもTバイトクラスですが)のデータウェアハウス/データマートを対象としているため関連は薄いという趣旨のことが書かれています。

こうしたビッグデータを扱う目的は、蓄積した情報の活用です。大量データ処理の仕組みに加えて、高度な分析の仕組み(データマイニングやテキストマイニング、予測、最適化等のビジネスアナリティクスetc)が注目されています。

今後、こうした分野からますます目が離せなくなりそうです。

2011年02月04日

Facebook、ソーシャルネットワークを観ました

米国へのフライトの中で前から気になっていた「Social Network」がちょうど上映されていました。FacebookのCEO マーク・ザッカーバーグの大学時代からFacebookの立上げ、その成功までを綴ったものです。
ドキュメントというよりは、ハーバードでの大学生活や創業した仲間との友情や裏切りなどを中心にした青春グラフィティといった感じでした。

Facebookの前身は、Facemashというサービスでした。ザッカーバーグ自身が在籍していたハーバード大学の女子学生の顔写真を2枚ずつランダムに表示し、サイト訪問者にどちらが可愛いを選ばせるというもので、女性蔑視や人種の理由から理事会で問題となったりしていました。

しかし、ザッカーバーグが思いついたアイデアをコーディングして一つのサービスを作る姿は、単純にカッコいいと思えるものがありました。日本では、まだまだコードを書く人への社会的評価が低いです。どちらかというとマネジメントする人への評価が高くなりがちです。

2年前のエントリーにも書きましたが、もっと技術者・研究者が尊敬される社会にしないとGoogleやFacebookのようなイノベーティブな企業は日本から生まれて来ないような気がします。
KSKソリューションズも、BI/データマイニング技術をコアにした企業として、そんなマインドが溢れる企業でありたいと思います。