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2008年01月 アーカイブ

2008年01月14日

BI(ビジネスインテリジェンス)とは・・・(因果関係編)

1.BIって何?
最近、いろんな経営者やコンサルタントの方に、BI(ビジネスインテリジェンス)事業やオープンソースBIであるPentahoのお話をすることが増えました。そこでよく聞かれるのが、「結局BIって何?」ということです。

Googleで検索するとTopにこれがきます。
http://e-words.jp/w/BI.html
業務システムなどから蓄積される企業内の膨大なデータを、蓄積・分析・加工して、企業の意思決定に活用しようとする手法。ERPパッケージやCRMソフトなどからもたらされるデータの分析を専門家に依存せず、経営者や社員が必要な情報を自在に分析し、経営計画や企業戦略などに活用することを目指している。・・・

ただ、実際にBIを使った人でないと分かりにくいのが実情です。そこで、さまざまな視点からKSK-solなりに定義していきたいと思います。


2.BIとは
組織論的にいうと、BIは因果関係(原因と結果の関係)を明らかにする仕組みといえます。

ビジネスにおいて「結果」とは、業績・売上・利益です。
「原因」とは、行動やプロセス、もっと具体的にいうと、営業の訪問件数や提案回数、コールセンターの通話率、Webサイトのアクセス数やコンバージョン率などです。

良い結果には必ず良い原因があり、悪い結果には必ず悪い原因があります。

組織の中の良い結果(ベストプラクティス)を集めて、他部門へ展開することが組織には求められます。トヨタ生産方式がなぜこれほどまで有名になったのでしょうか?
それは、良い結果(業績)上げる原因(プロセス)を、他部門や他者や他業界が取り入れようとしているからに他なりません。

BI(ビジネスインテリジェンス)は、この「結果」をもたらす「原因」をデータを通じて知識化していくプロセスです。具体的には、OLAP、データマイニング、ダッシュボード、レポートといったツールにより、なぜ成功したのか、なぜ失敗したのかを分析し、討議し、改善に生かします。

こうした取り組みにより、組織にビジネス上の知識(ナレッジ)が蓄積され、強い企業へと変わっていきます。

2008年01月29日

BI(ビジネスインテリジェンス)とは・・・(PDCA編)

 現在、KSK-solでは、大手鉄道会社様向けのBIプロジェクトが走っています。これは、工場の中の生産性を高めるために、各種データをダッシュボード・レポート・データ検索(トレーサビリティ)を駆使して管理・分析しようとするものです。マーケティングでは、顧客分析という意味で、BIの認知は上がってきているといえますが、生産や物流等では、まだまだです。しかし、最近は「現場の見える化」という言葉により、Man(人)・Machine(機械)・Material(原材料)の観点から、最適な生産方法を現場の知恵を集めて改善していこうとする動きは活発になっていると思われます。

BIはPlan-Do-Check-Actionサイクルの中のCheckやActionフェーズで特に大きな力を発揮します。
・工程内の改善策を練る(Plan)
  ↓
・改善策を実施する(Do)
  ↓
・ダッシュボードにより、出来高や稼働時間をチェックし、改善の効果を図る。(Check)
  ↓
・レポート等により、定例会で問題点をチームで話し合い、さらなる改善策を錬る。(Action)

従来の5SやQCなどの改善手法も確かに効果的ですが、それによって「どれだけ改善されたのか」「何が原因で良くなった(悪くなった)のか」を把握することは、良質なスパイラルを回す上で必要不可欠といえます。

従来は、こうしたBIツールは非常に高額でしたが、オープンソースBIのPentahoのようにライセンス料がかからないツールが普及しはじめています。いままでBIとは無縁だった世界に、こうした技術が転用されイノベーションが起きることが我々の願いであり、意図するところです。

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