コマーシャル・オープンソースとは
Pentahoについて、多く受ける質問の一つとして、「コマーシャル・オープンソース」って何?ということが挙げられます。コマーシャル・オープンソースは、オープンソースコミュニティのパワーをビジネスに上手く適応した手法です。Pentaho以外にも、オープンソースのCRMである「SugarCRM」がこの手法を用いて成功しています。
大まかな流れは、以下の通りです。1~6が繰り返されます。
1.Pentahoスタッフにより、開発が行われる。
2.新機能がオープンソースとしてリリースされる。
3.コミュニティメンバー(現在世界で1500人ほど)が随時ダウンロードして、検証し、テストし、バグや要望を報告。
4.急速に安定化していく。
5.安定化したものを、サブスクリプション版(有償版)としてリリース、販売する。
6.有償版で得た利益を開発に投資する。(1へ戻る)
Pentahoでは、このモデルをBeefarmモデルと呼んでおり、Pentahoのコミュニティを巣箱に見立てて、開発者がミツバチとなって巣を作り上げることを志向しています。
Beefarm(養蜂場)では、bee(ミツバチ)をケアし、beeである開発者やコミュニティメンバーが気持ち良く仕事ができる空間(コミュニティ)を作ります。そこで出来上がったハチミツは、ボトリングされ、パッケージされ、セールス、配送を経て、お客様のところへ届けられるのです。こうした完成品(サブスクリプション版)になって、初めてお客様は対価を払っていただけるというわけです。
このようなモデルにより、Pentahoは2005年の設立以来、急速に機能・品質の向上を続けています。この秋には、メジャーバージョンアップ(ver2)も行われます。今後がますます楽しみです。