« 2010年は、ブログを活性化 | メイン | 三人寄れば文殊の知恵 »

多面的・根本的・長期的に考える

以前、ロジカル・シンキングの企業研修をよく行っていた関係で、論理的思考力ということを良く考えます。「これからの社員には論理的思考力が求められる」なんていう記事も最近よく目にします。でもこの論理的思考力やこれに類するロジカルシンキングやシステムシンキング・・・等の言葉は割と曖昧に使われおり、私自身腑に落ちないこともありました。

先日、ワタミの渡辺美樹社長が、ご自身の座右の銘として、以下の安岡正篤氏の言葉を上げており、非常に興味を持ちました。

「私は物事を、特に難しい、問題を考えるときには、
いつも三つの原則に依る様に努めている。
第一は、目先に捉われないで、出来るだけ長い目で見ること。
第二は、物事の一面に捉われないで、出来るだけ多面的に、
    出来得れば全面的にみること。
第三は、物事によらず枝葉末節に捉われず、根本的に考える。」

これはある意味、究極の論理的思考だと思います。多面的・根本的・長期的というそれぞれの軸は独立しており、さらに全体を網羅しています。
%E5%A4%9A%E9%9D%A2%E7%9A%84%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E7%9A%84%E9%95%B7%E6%9C%9F%E7%9A%84.JPG

状況を俯瞰的かつ多面的に見て、「なぜ」そうなのかを根本的に考え、時間軸で長期的に見て正しいことなのかを判断する。人間は未来を完全に予想することはできませんが、思考の量の増やすことで、より正解(真因・本質)に近付けることができます。データ分析やBI(ビジネスインテリジェンス)の妙味もここにあると思います。久しぶりに、シンプルですが奥が深い言葉に出会いました。今後の自分の意思決定の拠り所としたい言葉です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.ksk-sol.jp/mt/mt-tb.cgi/41

About

2010年02月18日 17:12に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「2010年は、ブログを活性化」です。

次の投稿は「三人寄れば文殊の知恵」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。