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2010年11月 アーカイブ

2010年11月04日

関西オープンソース2010に出演いたします

2010年11月5日(金)、6日(土)と大阪南港ATCで行われます「関西オープンソース2010」にて出演枠をいただきましたので、講演いたします。USTREAMでも同時中継されるようですので、お時間ございましたらご覧ください。

私の担当は、14:05からの15分間です。オープンソース ビジネスインテリジェンス Pentaho の紹介および、今後の取り組み内容について、話す予定です。

その他のオープンソース関連の発表も楽しみです。

2010年11月15日

オープンソースBA(ビジネスアナリティクス)宣言

BI(ビジネスインテリジェンス)という言葉がかなり一般的になりましたが、今後のデータ分析、活用という視点で語られる時に、最近はBA(ビジネスアナリティクス)という言葉が広く使われるようになっています。B-eye-network(米国のBI専門サイト)では関連のウェビナー等も増えています。


【BA(ビジネスアナリティクス)とは】
人によって少しずつ定義は異なるようですが、「データを見る、整理する」だけではなく、「データを活用して未来を予測し、ビジネスを最適化させる」仕組みと言えます。今後、社内・社外を問わず、データが爆発的に増えていく中で、情報を上手く引き出し、活用していくリテラシーは、どの企業にも必要になってくると思います。

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「BIツールも使いこなせていないのにBAなんて無理!」「うちには統計の専門家なんていない!」などのお話を伺うこともあります。しかし、Excelによってビボット分析がビジネスユーザーに馴染みあるものになったように、ツールが私たちのビジネススタイルを変えていくことがあります。分析ソフトウェアはどんどん進化して、より使いやすくなっています。

また、すべての企業にBAが浸透しないとしても、成功する企業にはビジネスデータ分析の文化が必須(KFS)となると思います。「BAを取り入れる→成功する企業」ではなく「成功する企業→BAを取り入れている」といった因果関係が増えてくるのではないでしょうか?


【BAに求められるもの】
BAでは、従来のBIに加えて、予測や最適化など、今あるデータに付加価値を付けた情報が必要になってきます。そのため、ツールの機能としても、従来のレポートやOLAP、ダッシュボードだけではなく、1.データマイニング、統計解析等の高度な機能(Analytics)が求められます。また、予測精度を上げようとすると豊富なデータが必要であり、2.大量データ(Big Data)を適切にハンドリングする仕組みが必要です。さらに、最適化のレベルまで行うには、ビジネスプロセスとの連動が必要であり、3.業務システム(Applications)との深いレベルでの統合が必要になってきます。


【商用ベンダーのアプローチ:伽藍方式】
大手商用ベンダーを中心に、昨今Analytics関連の大型買収が相次いでいます。彼らの狙いは、自社のプラットフォームで、顧客のBA(ビジネスアナリティクス)のニーズに応えることです。そのために、データウェアハウスや統計分析、データマイニングのソリューションを充実させる必要があります。
E・レイモンドは、「伽藍とバザール」(原題The Cathedral and the Bazaar)で商用ソフトウェアのことを伽藍と書きましたが、私はこれにならって、このモデルを伽藍方式と呼びたいと思います。(伽藍とは聞きなれない言葉ですが仏教用語で寺院等の建造物を指します。英語はCathedral=教会の建物のことを言います。こちらの方がしっくりくるかもしれませんね)伽藍方式は、しっかり計画を立てて重厚に建造することができますが、変化に柔軟に対応することができません。またその中身は外からはうかがい知ることができない閉鎖的なものです。
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【オープンソースベンダーのアプローチ:バザール方式】
私たち、KSKソリューションズは、オープンソースBI(ビジネスインテリジェンス)を中心に事業を行ってきました。そして、現在オープンソースBA(ビジネスアナリティクス)へ進化しつつあり、そのための布石が整いつつあります。例えば、大量データの分散処理に必要なHadoop/Hiveとの統合、統計解析のRやデータマイニング、テキストマイニングのWeka、SFDCやGoogle、Amazonなどクラウドとの連携、OSSのデータウェアハウスソフトの普及など、今までは1社で用意することが到底無理であったBAに必要な要素がOSSやクラウドサービスを組み合わせることで、低コストにかつ柔軟に使うことができるようになってきました。

Pentahoは、ちょうどこれらのハブになるBIフレームワークです。複数のApplicationsを統合し、Big Dataを整理・統合し、Analyticなツールと連携して予測や最適化を行うことができます。

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オープンソースの特徴は、Freeです。これは1)無料というコンテキストで語られるのに、加えて、2)自由という意味でも語られます。特にこの後者の意味が、数年後の拡大したBA市場において、非常に重要な意味をもってくると思うのです。オープンソースは、軽い費用負担に加えて、環境変化に柔軟に対応でき、周囲とも自由に連携ができるのが強みです。このモデル自体が、成功するデータ活用型企業のメンタリティを体現しているとも言えます。

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